わたしたちは、現場で地道な草の根の活動を展開します。

皆が支え合い共に生きることができる、「共生社会」の実現に向けて尽力します。

主に「介護支援」「農業支援」「農福連携」「学習支援」「情報化支援」の分野で活動します。

「社会的価値」と「経済的価値」の良循環を生み出し、安心と安全に満ちた「共通価値」を創造してまいります。


世の中には、多くの考え方があります。

わたしたちの考えが、思い上がった独善的なものであれば活動を続けることはできません。

わたしたちの考えに、一定の社会的な同意を与えてくれ、帰納的に援護してくれた言葉や内容を明示します。

「出所」とともに「参照箇所一覧」に整理いたしました。


わたしたちが目指す理想の姿:人生100年時代の社会モデル

わたしたちが目指す理想の社会像は、安全で担保された安心のある社会です。

人々が住まい、食し、活動できる安全な環境。

安心して仕事にとりくみ、子を授かり、健やかに育て、父母を敬い、ささやかな幸せをすべての人々が享受できる。

そんな当たり前の社会を、築いていきたいと考えています。

そのような社会を実現するために、どのようにしたらよいのか。

わたしたちなりに、「人・社会・経済の良循環モデル」を考えました。

すべての人々の生活の基盤となる、「共通価値基盤」は、「社会的価値基盤」と「経済的価値基盤」から構成されています。

わたしたちは、両方の価値基盤に働きかける調和のとれた活動を推進します。

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安全で安心な未来の社会を築くための良循環をシステム思考で示した図(人・社会・経済の良循環モデル)
図表03_人・社会・経済の良循環モデル_20230222

わたしたちの活動の位置付け:「全体」と「部分」

わたしたちが考えるあるべき姿、「人・社会・経済の良循環モデル」の中で、わたしたちが貢献できる部分を整理しました。

人々が求める「安全ループ」と「安心ループ」の活動を支えるために、バランスよく「経済ループ」上の活動に取り組みます。

「社会的価値」を創造するために、「経済的価値」の創出に努め、活動の持続可能性を高めてまいります。

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図表04_わたしたちの活動_全体と部分

わたしたちの活動の目的:「共生社会」の実現に向けた「社会参画」の場の創造 DEI

わたしたちの活動の目的は、「共生社会」の実現に向けた「社会参画」の場を創造していくことにあります。

わたしたちにできる小さな草の根運動を通じて、一人でも多くの人々が社会とのつながりを持ち続け、意義ある生活を送ることができる社会創りに尽力します。

年輪を重ね少し動きがゆるやかになっても、たとえ障碍を共にしても、ゆるりと認知症になったとしても、皆が支え合い共に生きることができる共生社会の実現に向けた活動を展開します。

昨今、企業の中でも浸透し始めている新しい価値観「DEI」とも符合しているようです。わたしたちの方向性は間違ってはいないと考えています。

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共生社会の実現に向けた社会参画の場を創造する全世代型のわたしたちの活動
図表04_共生社会の実現に向けた社会参画の場の創造

わたしたちの活動の概要:「持続可能性」を高める努力

わたしたちにできることは、現場で、小さな「草の根活動」を、地道に展開することです。

わたしたちは、地道な「草の根の活動」の「持続可能性」を高める必要があります。

わたしたちは、「持続可能性」を高めるために、「経済的価値」を創出する努力を重ね続けます。

わたしたちは、「経済的価値」を創出するために、わたしたちの価値観「穏和勤勉」「簡素清貧」「寛容包摂」を大事にします。

その上で、「社会的価値」に転換する「非財務活動」を積極的に展開し、活動の持続可能性を高めます。

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共生社会の実現に向けた社会参画の場を創造するために経済的価値と社会的価値の両立を目指すわたしたちの活動
図表04_わたしたちの活動_概要

わたしたちのそれぞれの活動

介護支援

「社会参画の場の創造」と「家族介護のレスパイトケア」

農業支援

「持続可能性を高めるための農業支援」

農福連携

「社会参画の場の創造」のための「農福連携」

学習支援

全世代型の「学習支援」

情報化支援

真に必要な情報化支援の再考

参照箇所一覧は、お時間のあるときにご参照ください。

あわせて読みたい

参照箇所 一覧

「共通価値の戦略」 マイケル E.ポーター ハーバードビジネススクール教授

■参照した主な内容
・「共通価値(CSV)」の戦略は、「社会的価値」と「経済的価値」の両立を目指す
・「共通価値」モデルの設計には、「経営教育」「起業家精神」が必要
・「公的部門」には、そのような「リーダー」はいない
・成長する「地域」には、例外なく「クラスター」が形成されている
・「クラスター」は、「イノベーション」「生産性」の重要な要素である
・「地域」に「差別」があると、「優秀な人材」が集まりにくい
参照 : 「共通価値の戦略」 マイケル E.ポーター ハーバードビジネススクール教授

「イノベーション・オブ・ライフ」 クレイトン・M・クリステンセン ハーバードビジネススクール教授

■参照した主な内容
・目的を設定したあとは、一般的に「創発的」であることが多い
・「正」しい人物 「思いやり」「誠実」「寛容
参照 : 「イノベーション・オブ・ライフ」 クレイトン・M・クリステンセン ハーバードビジネススクール教授

「ジョブ理論」 クレイトン・M・クリステンセン ハーバードビジネススクール教授

■参照した主な内容
・セグウェイの失敗作を例にあげている
・「多くの人々」に「共通」の「片づけるべきジョブ」を解決しなかったから
・「モノ」ではなく「解決策」を欲している
・「ドリル」ではなく「」が欲しいのだ
参照 : 「ジョブ理論」 クレイトン・M・クリステンセン ハーバードビジネススクール教授

「企業変革ノート」 ジョン・P・コッター/ダン・S・コーエン ハーバードビジネススクール教授

■参照した主な内容
・ビジョンをまとめる上で、重要なのは、「将来の絵」をかくこと
・裏付けとなる財務資料は大事だが
参照 : 「企業変革ノート」 ジョン・P・コッター/ダン・S・コーエン ハーバードビジネススクール教授

「ハーバードのケースで学ぶ企業倫理」 リン・シャープ・ペイン ハーバードビジネススクール教授

■参照した主な内容
・企業は、社会の「資源」の管理者である
・企業は、「道徳的」な視点と「目的意識」が重要
・「道徳的」な視点と「目的意識」によって、社会から「資源」の管理を許される
・社会から許された「資源」の管理によって、業績を導くことができる
参照 : 「ハーバードのケースで学ぶ企業倫理」 リン・シャープ・ペイン ハーバードビジネススクール教授

「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」 リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット

■参照した主な内容
人生100年時代 
・「未来が過去の延長線上にない
・「労働市場」の急速な変化で、「学び直し」「スキル再習得」が必須
・企業の人事部門は、制度の「大改革」が必要
・政府は、法制度の「再設計」が必要
参照 : 「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」 リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット

「人間の尊厳と自立」 黒澤貞夫 日本生活支援学会会長

■参照した主な内容
・「人間の尊厳」は、その存在自体に至高の「価値」がある
・「経済力」「社会的地位」は全く関係ない
・「社会の仕組み」の「前提」に、「人間の尊厳」の思想が刻まれる必要がある
・ノーマライゼーションのように「共に助け合い生きていく」ことが普通の社会
参照 : 「人間の尊厳と自立」 黒澤貞夫 日本生活支援学会会長

「ティール組織」 フレデリック・ラルー

■参照した主な内容
・アインシュタインの言葉を引用している
・「どんな問題も、それをつくり出したときの意識レベルのままでは解決できない」
・現代の「危機的状況」を作り出した、現代の「思考様式の組織」、には解決できない
・「新しいタイプの組織」が必要である
・組織の発達段階は、リーダーの発達段階と比例する
・「進化型組織」では、人々は「内発的動機」で動くようになる
・集約農業に変わり、高度な「有機農業」の手法が主流になる
参照 : 「ティール組織」 フレデリック・ラルー

「モチベーション3.0」 ダニエル・ピンク

■参照した主な内容
・L3Cは、「社会的利益」の提供を「目的」としている
・「目的」に強く「動機づけ」られた人は、「生産性」「満足度」が高い
参照 : 「モチベーション3.0」 ダニエル・ピンク

「世界標準の経営理論」 入山章栄 早稲田大学大学院ビジネススクール教授

■参照した主な内容
・「ライバルとの競争を目指さない」
・真の競争相手は、「自身のビジョン
・人は、「好ましい規範を持つコミュニティ」に移動する
参照 : 「世界標準の経営理論」 入山章栄 早稲田大学大学院ビジネススクール教授

「学習する組織」 ピーター・M・センゲ MIT経営大学院上級講師

■参照した主な内容
・「ともに話し合い」「ともに生きる能力」を回復すべき
・「違い」で切り離すのではない
・「違い」を乗り越えて、「互いに手を差し伸べること」である
参照 : 「学習する組織」 ピーター・M・センゲ MIT経営大学院上級講師

「これからの人事」 ハーバードビジネスレビュー

■参照した主な内容
・世界のリーダーは、「多様性」「公平性」「包摂」(DEI)を高めている
・「資本主義」は、250年の歴史の中で、たびたび「脱線」してきた
・元の軌道に戻せるかどうかは、「公共政策」と「一般市民の努力」如何である
参照 : 「これからの人事」 ハーバードビジネスレビュー

「年輪経営」 塚越寛 伊那食品工業株式会社会長

■参照した主な内容
・経営の、「本来あるべき姿
・「社員」を幸せにするような会社を作り、「社会」に貢献すること
・「年輪経営」の最大の敵は、「急成長」である
・「遠きをはかり」、「地道」に努力するしかない
参照 : 「年輪経営」 塚越寛 伊那食品工業株式会社会長

「人を活かすマネジメント」 ハーバードビジネスレビュー

■参照した主な内容
・世界中で、従業員を「官僚的な管理」から解き放つ企業が増加
・業績は同業他社をはるかにしのぐ
・従業員に、「学習」「成長」「貢献」の機会を与えると
・「平凡」な従業員でも、桁外れの成果を上げる
参照 : 「人を活かすマネジメント」 ハーバードビジネスレビュー

「エクセレント・カンパニー」 トム・ピーターズ/ロバート・ウォーターマン

■参照した主な内容
・「普通の人」が、成果をあげたときに評価をすることが重要
・「成功の鍵」は、「真ん中の60%」の人にある
・いかに次の階段を目指せるように処遇するかである
参照 : 「エクセレント・カンパニー」 トム・ピーターズ/ロバート・ウォーターマン

「奇跡の職場」 矢部輝夫 ㈱JR東日本テクノハートTESSEI取締役

■参照した主な内容
・「普通の人たち」がつくる強い現場
・一流の戦略をいい加減に実行するよりも、二流、三流の戦略を確実に実行するほうが効果的
・職業に貴賤はありません
参照 : 「奇跡の職場」 矢部輝夫 ㈱JR東日本テクノハートTESSEI取締役

「認知症の理解」 中央法規出版社

■参照した主な内容
・「認知症」の人を「共感」的に受け入れ、「寄り添う
・できないことではなく、「できること」を見て支援する
・介護者の「」としての「姿勢」が重要
・共に、認知症という困難を乗り越える「物語」を創っていく
・「創造的」な援助
・「家族」の「精神的疲労」にも注意し、早期に「レスパイトケア」を実施する
参照 : 「認知症の理解」 中央法規出版社

「恐れのない組織『心理的安全性』が学習・イノベーション・成長をもたらす」 エイミー・C・エドモンドソン ハーバードビジネススクール教授

■参照した主な内容
・職場環境の「心理的安全性」が低いことを示す「最大のサイン
・「失敗」を報告したり「恐れ」ること
・「リーダー」は、人々が安心して「失敗」できるようにすべき
・「失敗」を責めるようなら、必然的に人々は失敗を「避ける
参照 : 「恐れのない組織『心理的安全性』が学習・イノベーション・成長をもたらす」 エイミー・C・エドモンドソン ハーバードビジネススクール教授

「リーン・スタートアップ」 エリック・リース 

■参照した主な内容
・「戦略」は、「仮説」に基づいている
・「仮説」は、「価値仮説」「成長仮説」が重要
・「仮説」は、早期に検証されることがスタートアップの目標となる
・「ピボット」は、それまでの「学び」の、もっと優れた方法を見つけること
参照 : 「リーン・スタートアップ」 エリック・リース

「ソーシャル・ビジネス革命」 ムハマド・ユヌス 経済学博士 ノーベル平和賞受賞

■参照した主な内容
・「ソーシャル・ビジネス」は、「社会的目標」の追求が「目的
・ビジネスの手法を用いて、「社会課題を解決」すること
・個人が「利益」を得るという考え方はない
・「企業の所有者」は、一定期間後「投資元本を回収」できるだけ
・「ソーシャル・ビジネス」は、「損失なし、配当なし」の組織
・「欠陥」のある「経済理論」に洗脳された、「利益」という概念を振り払うこと
参照 : 「ソーシャル・ビジネス革命」 ムハマド・ユヌス 経済学博士 ノーベル平和賞受賞

「デザイン思考が世界を変える」 ティム・ブラウン IDEO CEO

■参照した主な内容
・「デザイン思考」は「人間中心
・顧客を深く知れれば、「長期的」「持続的」な「収益源」になる
・ビジネスの「持続可能性」と「社会的影響」のバランスを基に、投資の成功度を評価
参照 : 「デザイン思考が世界を変える」 ティム・ブラウン IDEO CEO

「MBA 基本フレームワーク50」 グロービス

■参照した主な内容
・「サービス・プロフィット・チェーン
・「従業員満足度」と「顧客満足度」の好循環のメカニズム
参照 : 「基本フレームワーク50」 グロービス

「これからのマネージャーが大切にすべきこと」 ヘンリー・ミンツバーグ マギル大学経営大学院教

■参照した主な内容
・物事の全体像という「大きな絵
・高い場所から見下ろして書く必要はない
・それよりも、「地べたでの経験を通じて描くほうが好ましい場合もある
「良識的」で辛抱強い投資家と共に、「社会的責任」「地球環境」に配慮しビジネスを成長させる
・「もっと多く」から「もっとよく」の経済への転換
・「量」から「」への転換
参照 : 「これからのマネージャーが大切にすべきこと」 ヘンリー・ミンツバーグ マギル大学経営大学院教授

「ステークホルダー資本主義」 ハーバードビジネスレビュー

■参照した主な内容
・「パーパス」の太いつながりが重要
・「ノーブル・パーパス」「会社全体のパーパス」「個人のパーパス
・「一体化」したときに「桁外れ」の業績をもたらす
・人間の素晴らしい能力
参照 : 「ステークホルダー資本主義」 ハーバードビジネスレビュー

「多様性の科学」 マシュー・サイド

■参照した主な内容
・「同じ背景」「同じ教育」「同じ訓練」
・「盲点」も共通している可能性が高い
・カギは、「異なる視点」をもつ人々を集めること
・「多様」な背景や経験を持つ集団は、「人間」を深く理解する能力に長けている
参照 : 「多様性の科学」 マシュー・サイド

「訪問看護と介護 認知症と就労」 宮永和夫 南魚沼市立ゆきぐに大和病院

■参照した主な内容
・「認知症」者に勧められる職業
農業>サービス業>工業
・認知症の中核症状である記憶障害、注意障害、実行機能障害(遂行機能障害、判断力障害)
・社会活動の失敗を招く
・「農業」は、やり直しのきく仕事、共同でする仕事、時間に縛られない仕事
参照 : 「訪問看護と介護 認知症と就労」 宮永和夫 南魚沼市立ゆきぐに大和病院

「持続可能な開発目標(SDGs)」 国連開発計画(UNPD)駐日代表事務

■参照した主な内容
持続可能な開発目標(SDGs)
貧困に終止符を打ち
地球を保護し
が平和と豊かさ
参照 : 「持続可能な開発目標(SDGs)」 国連開発計画(UNPD)駐日代表事務所

「NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法」 マーシャル・B・ローゼンバーグ 米心理学者

■参照した主な内容
・生きるうえで必要なのは「思いやり
・あなたをやる気にさせるのは、「あなた自身のビジョン」だ
参照 : 「NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法」 マーシャル・B・ローゼンバーグ 米心理学者