【5分で読める】役立つ ビジネススキル 第5回 重点思考 80対20の法則
【5分で読める】役立つビジネススキルは、全9回で構成されています。
複数の文献で取り上げられている、役立つビジネススキルを、出典を明記してご紹介しています。
社内研修やOJT等で、十分な学習機会を得ることができなかった境遇にある場合には、是非お役立てください。
●「5分で読める」ような工夫に努めております
●「図表」を使い、わかりやすい説明をこころがけています
●文献や論文の「参照箇所」を明示し、品質の担保に努めています
●お時間のあるときに、「参照箇所」を読んで理解を深めることができます
第2回 MECEとロジックツリー|「横の網羅性」と「縦の論理性」
第5回 重点思考|80対20の法則 ✅今回
第6回 要件確認|仕事の期待値管理
第7回 ホワイトボードの使い方
第8回 ブレインストーミングの注意点
第9回 ハイコンセプト・ハイタッチ
世の中には多くの考え方があります。
わたしたちの考えが、独善的な思い上がりに陥らないよう、一定の社会的な同意を与えてくれ、帰納的に援護してくれた言葉や内容を明示します。
「出所」とともに「参照箇所一覧」に整理いたしました。
重点思考|80対20の法則
第5回は、「重点思考|80対20の法則」です。
最初に、「現在地:全体と部分」を、図表でわかりやすくご案内します。
下の図をご覧ください。
今回は、重点思考|80対20の法則についてご案内します。
↓ クリックして拡大
それでは、「重点思考|80対20の法則」の本題にはいります。
結論は、以下のように示すことができます。
●「重点思考」は、結果に大きな影響を与えている要素に着目する思考のことです
●結果の80%は、上位20%の要素によってもたらされているという経験則のことです
●上位20%の要素に着目して、効率的に結果を生み出す考え方のことです
上記の「重点思考|80対20の法則」の定義について、「参照」した箇所は、以下の参照箇所一覧をご覧ください。
データーの集計や分析をしていると、特定の要素が何回も出現することが多くあります。
分析の切り口として、また、仕事の進め方のポイントのひとつとして、「重点思考|80対20の法則」が役立つかもしれません。
「重点思考」は、別名、「パレートの法則」や「80対20の法則」と呼ばれることもあります。
「結果」の8割は、上位2割の要素によってもたらされているという経験則のことです。
例えば、
- 売上の8割は、上位20%の顧客によって占められている
- トラブルの80%は、上位20%の原因によって引き起こされている
などの経験をされた方も多いかもしれません。
仕事でスピードが求められるときには、20%の時間で80点を狙うことが求められます。
1か月後の100点より、1週間後の80点の方が、チームは機動的に動くことができます。
VUCA環境の現代では、特に効果を発揮する考え方かもしれません。
細かな精緻化にこだわっている間に、好機はすでに過ぎ去っていることになりかねません。
今回は、これで終わりになります。
お読みくださりありがとうございました。
参照箇所一覧は、お時間のあるときにご参照ください。
●外部環境の大きな変化を整理したPEST分析は、ここから確認できます
●変わりゆく社会の価値観は、ここから確認できます
●ステークホルダー資本主義への転換に向けた「人・社会・経済の良循環モデル」は、ここから確認できます
●主要参考文献は、ここから確認できます
●わたしたちの活動の全体像は、ここから確認できます
無料で、開業手続きができました。電子申請でしたので、自宅からあっという間でした。
その後、freee会計と、事業用のfreee Masterカードで、経理業務の負荷が大幅に軽減されました。
カードの利用履歴は、freee会計に、自動登録されます。あとは、確認して承認するだけ。
確定申告も、あっという間に終わりました。
freeeは、本業に専念するための力強い味方です。
参照箇所 一覧
「コンサル一年目が学ぶこと」 大石哲之
■参照した主な内容
・重点思考 80対20の法則
・PREP法
・分析と統合
・フレームワーク
・「帰納法」「演繹法」
・ロジックツリー
・雲雨傘 「事実」「解釈」「アクション」
・仮説思考
・90対90の法則
参照 : 「コンサル一年目が学ぶこと」 大石哲之
「MBA ビジネスの基礎知識50」 グロービス
■参照した主な内容
・パレートの法則
参照 : 「MBA ビジネスの基礎知識50」 グロービス
「基本フレームワーク50」 グロービス ダイヤモンド社
■参照した主な内容
・パレート分析
参照 : 「基本フレームワーク50」 グロービス ダイヤモンド社