【5分で読める】役立つ ビジネススキル 第6回 要件確認 仕事の期待値管理
【5分で読める】役立つビジネススキルは、全9回で構成されています。
複数の文献で取り上げられている、役立つビジネススキルを、出典を明記してご紹介しています。
社内研修やOJT等で、十分な学習機会を得ることができなかった境遇にある場合には、是非お役立てください。
●「5分で読める」ような工夫に努めております
●「図表」を使い、わかりやすい説明をこころがけています
●文献や論文の「参照箇所」を明示し、品質の担保に努めています
●お時間のあるときに、「参照箇所」を読んで理解を深めることができます
第2回 MECEとロジックツリー|「横の網羅性」と「縦の論理性」
第6回 要件確認|仕事の期待値管理 ✅今回
第7回 ホワイトボードの使い方
第8回 ブレインストーミング
第9回 ハイコンセプト・ハイタッチ
世の中には多くの考え方があります。
わたしたちの考えが、独善的な思い上がりに陥らないよう、一定の社会的な同意を与えてくれ、帰納的に援護してくれた言葉や内容を明示します。
「出所」とともに「参照箇所一覧」に整理いたしました。
要件確認|仕事の期待値管理
第6回は、「要件確認|仕事の期待値管理」です。
最初に、「現在地:全体と部分」を、図表でわかりやすくご案内します。
下の図をご覧ください。
今回は、要件確認|仕事の期待値管理についてご案内します。
↓ クリックして拡大
それでは、「要件確認|仕事の期待値管理」の本題にはいります。
結論は、以下のように示すことができます。
●「要件確認」は、相手の「期待値」を管理するための必須事項です
●「期待値管理」は、「CE/CS分析」と呼ばれることがあります
●相手の「期待値」を満たせない場合は、安請け合いしないほうが双方に良い結果をもたらすと考えられます
上記の「要件確認|仕事の期待値管理」の定義について、「参照」した箇所は、以下の参照箇所一覧をご覧ください。
社内外を問わず、仕事は相手あってのものです。
仕事が発生したとき、相手の仕事に対する「期待値」を確認することは、お互いの利益にかないます。
依頼する側は、目的とする成果物を手に入れることができます。
依頼される側は、前もって工数・時間・費用を調整することができます。
B2Bの場合は、RFIやRFPといったプロセスを経て詳細が明らかになります。
一方、社内の場合は、不明瞭かつ急な依頼で困った状況に直面した方も多いのではないでしょうか?
仕事の依頼があった時は、まず「要件」を確認しましょう。
具体的な確認事項は、
- 仕事の背景と目的
- 具体的な仕事の成果イメージ
- クオリティー
- 優先順位や緊急度
などを確認し、お互いにボタンの掛け違いに陥らないように留意します。
もし、依頼する側の「期待値」を満たせないようであれば、断ることがお互いのためになります。
また、依頼する側が、仕事の「目的」や「成果イメージ」を的確に回答できない場合は、そもそも、その仕事自体の必要性が低く、ムダな労力を費やすだけなので、きっぱりと断るほうがお互いのためです。
今回は、これで終わりになります。
お読みくださりありがとうございました。
参照箇所一覧は、お時間のあるときにご参照ください。
●外部環境の大きな変化を整理したPEST分析は、ここから確認できます
●変わりゆく社会の価値観は、ここから確認できます
●ステークホルダー資本主義への転換に向けた「人・社会・経済の良循環モデル」は、ここから確認できます
●主要参考文献は、ここから確認できます
●わたしたちの活動の全体像は、ここから確認できます
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参照箇所 一覧
「MBA 基本ビジネス分析ツール50」 グロービス
■参照した主な内容
・CE/CS分析 (期待値/満足度分析)
・顧客満足度CSは、顧客の期待値CEを上回った時に実現する
参照 : 「MBA 基本ビジネス分析ツール50」 グロービス
「コンサル一年目が学ぶこと」 大石哲之
■参照した主な内容
・期待値管理
参照 : 「コンサル一年目が学ぶこと」 大石哲之